COVID-19緊急事態宣言下における意識・行動の基礎的調査

• 田中 皓介

  東京理科大学 理工学部土木工学科

• 稲垣 具志

  中央大学 研究開発機構

• 岩田 圭佑

  寒地土木研究所

• 大西 正光

  京都大学 防災研究所附属巨大災害研究センター

• 神田 佑亮

  呉工業高等専門学校 環境都市工学分野

• 紀伊 雅敦

  香川大学 創造工学部

• 栗原 剛

  東洋大学 国際観光学部国際観光学科

• 小池 淳司

  神戸大学大学院 工学研究科市民工学専攻

• 佐々木 邦明

  早稲田大学 創造理工学部社会環境工学科

• 佐々木 葉

  早稲田大学 創造理工学部社会環境工学科

• Schmöcker Jan-Dirk

  京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻

• 白水 靖郎

  中央復建コンサルタンツ株式会社

• 泊 尚志

  東北工業大学 都市マネジメント学科

• 兵藤 哲朗

  東京海洋大学 流通情報工学科

• 藤井 聡

  京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻

• 藤原 章正

  広島大学大学院 先進理工系科学研究科

• 松田 曜子

  長岡技術科学大学 環境社会基盤工学専攻

• 松永 千晶

  福岡女子大学 国際文理学部環境科学科

• 松本 浩和

  株式会社地域未来研究所

• 吉田 樹

  福島大学 経済経営学類

書誌事項

タイトル別名

• BASIC SURVEY OF ATTITUDES AND BEHAVIORS UNDER STATE OF EMERGENCY BY COVID-19 IN JAPAN

抄録

　本稿ではCOVID-19の蔓延および政府からの社会経済活動自粛要請に伴う，人々の意識行動への影響を把握することを目的にWebアンケート調査を行った．その結果，感染・死亡リスクを，現実の数倍～数千倍過大に評価している様子が明らかとなった．また，接触感染対策として効果的な「目鼻口を触らない」の徹底度合いが他の対策に比べて低く，周知活動の問題点を指摘した．さらに，緊急事態宣言に対する65%以上の支持率や，「家にいる」ことについて，「ストレス」を感じる以上に「楽しい」と感じる人が多いこと，行動決定のために参考にするのはキャスターや評論家や政治家よりも「専門家の意見」の影響が大きいことなどが明らかとなった．

収録刊行物

• 土木学会論文集D3（土木計画学）

  土木学会論文集D3（土木計画学） 77 (2), 129-140, 2021

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• risk perception
• behavior change
• peer pressure
• self-restraint

詳細情報

• CRID: 1390288448340141184
• NII論文ID: 130008054573
• DOI: 10.2208/jscejipm.77.2_129
• ISSN: 21856540
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/77/2/77_129/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可