1995年兵庫県南部地震による野島断層領域の被害・無被害ため池の多変量解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Multivariate analysis of damaged and undamaged embankment dams for irrigation in the Nojima Fault area due to the 1995 Hyogo-ken Nanbu earthquake
抄録
本研究では,淡路島北部のため池の,地震被害・無被害を分けた要因とメカニズムを明らかにしょうと試みた。多変量解析(10ないし11アイテム)を,野島領域395(被害:112,無被害:283)個, 5 町領域1562(同じく348,1214)個につて行った。主なアイテムのカテゴリースコア(CS)のピークは,震央角度が6 個(野島領域:CS の大きさ順に,10,150,30,70,100,130度。5町領域:同じく,100,160,140,70,40,10度),断層角度が7 個(野島:同じく,100,80,20,160,40,140,120度),震央距離 が1 個(野島・5 町領域共10 km),断層距離2個(野島:-150,600m)あった。これらの結果は放射パターンから説明できた。CSのピーク角度と強調された地震波の放射角(理論値:P 波・SV 波:45度と135度,SH 波: 0 度と90度)との関係から,震央付近の第1 の強震点As と共に,第2の強震点As’があると言えた。
収録刊行物
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- 自然災害科学
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自然災害科学 39 (3), 283-335, 2021
日本自然災害学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390006973367065472
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- NII論文ID
- 130008055381
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- ISSN
- 24341037
- 02866021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可