Practice and Consideration of Promoting “Rich Learning” using LMS in a multi-access environment

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  • マルチアクセス環境におけるLMSを活用した『豊かな学び』の促進に向けた実践と考察

Abstract

現在,様々な情報をネットワークやクラウド上に蓄積・整理して,それらの情報を関連するグループやチームのメンバーとともに自由にアクセスして活用できるマルチアクセス環境が整いつつある.一方,これからの変化の激しい社会では,個人として知識やスキルをキャッチアップし,また,複合的な課題を不完全にせよ解決策を導出しさらに良い解を他者とともに多面的に検討していくことが求められている.学校教育においては,ICTを活用したアクティブラーニングを繰り返し行うことを通して,児童生徒の協調的課題解決力を身につけさせることが狙いとなっている.<br> 本研究では,先行研究である『豊かな学び(1)』の促進を目指し「①学習課題等に対する学習者の知的好奇心を刺激する課題意識や見通しに対する情報提示や学習活動,②知識や情報を拡げたり,他者とともに吟味したり,新たな知識やモノを創造する学習活動,③自己評価や他者評価等を通した省察活動」の3つの学習プロセスに整理して,その学習プロセス上でマルチアクセス環境(タブレットPCやLMS等)を活用した授業実践を1年間実施した.その結果,LMSを通じて各プロジェクト学習で得られた学習の成果物を共有することで他者との意見交換などによる学びが自身の学びへとつながり,『豊かな学び』の促進へ向かうことが示唆された.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390007216692402816
  • NII Article ID
    130008064767
  • DOI
    10.32203/jaeis.13.1_55
  • ISSN
    24346845
    21890668
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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