グローバル金融機関における気候変動財務情報開示の動向と国際機関の果たす役割

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タイトル別名
  • RECENT DEVELOPMENT ON CLIMATE RELATED FINANCIAL DISCLOSURES AMONG GLOBAL BANKS AND THE ROLE OF MULTILATERAL DEVELOPMENT BANKS

抄録

気候変動が企業の事業活動に多大な影響を与える可能性があることから,投資家が企業のリスク要因として ESG(環境,社会,ガバナンス)を重視するようになった.これに対し,金融機関の融資先企業から気候関連リスク分析に必要な情報提供が十分にされてるとは言えない.このような状況を鑑み,情報開示の国際的な共通枠組みを構築する気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が設置された.気候関連情報を企業の財務情報に包含することでリスクを適正に評価し資本市場に内部化させ,金融市場の安定化につなげることが期待されている.本研究では,TCFD提言に基づく情報開示基準の整理,グローバル金融機関の情報開示状況(適合性評価)を分析し,現状の課題と今後の対応の方向性について考察する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390570699999357056
  • NII論文ID
    130008081379
  • DOI
    10.32169/gbj.7.1_22
  • ISSN
    24340111
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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