タウリントランスポーター(TauT)欠損の大脳皮質Ⅱ/Ⅲ層 錐体神経発火活動への影響について

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抄録

タウリンは胎生期及び生後発達期の脳内に豊富に存在しており、以前の我々の研究で、タウリンには胎生期大脳皮質発達過程での錐体神経前駆細胞の移動を適切に制御する役割があることが判明している。今回タウリントランスポーター(TauT)欠損により、胎生期からタウリンが枯渇したマウスでの生後の錐体神経発火活動を解析したところ、興奮性刺激入力中の神経発火頻度は抑えられつつも、強い入力中の連続発火はむしろ維持されやすくなっていることが判明した。

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