書誌事項
- タイトル別名
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- An attempt to measure sea ice freeboard using UAV-SfM
- UAV-SfM ソクリョウ ニ ヨル カイヒョウ フリーボード ケイソク ノ ココロミ
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抄録
気候変動を監視する上で海氷厚分布の把握は重要であるが,従来の海氷厚計測手法には簡便さや効率性に課題があり,十分な測定が行われてこなかった.本研究では,グリーンランド北西部カナック村沿岸を対象にUAV-SfM 測量による海氷のフリーボード推定を行い,海氷厚計測への適用性を検討した.マルチローター機と固定翼を使用して異なる3つの空撮方法を実施し,広域の海氷を計測するのに適切な方法を模索した.GCP を配置した方法では,歪みを伴い再現性の低いフリーボード分布図が生成された.その要因として,広い海氷域に十分なGCP を配置できなかったこと,GCP の位置が潮位変化の影響を受けたことが挙げられる.一方,画像撮影位置を正確に測位し,GCP配置が不要な方法では,低温条件下での作業効率性が向上するとともに,歪みの少ないフリーボード分布図が生成された.平坦で色彩に乏しい海氷面を広範囲かつ詳細に測量するには,センサーサイズの大きいカメラを搭載した固定翼UAV を使用するのが適している.今後,海氷厚計測への実用化に向けては,絶対精度の検証やUAV 空撮の技術的改善が必要である.
収録刊行物
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- 雪氷
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雪氷 83 (2), 155-167, 2021
公益社団法人 日本雪氷学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852492363134336
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- NII論文ID
- 130008093537
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- NII書誌ID
- AN00131221
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- ISSN
- 18836267
- 03731006
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- NDL書誌ID
- 031372462
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可