運動トレーニングによる心肺機能の強度依存性適応変化

DOI
  • 伊藤 剛
    大阪産業大学大学院 人間環境学研究科
  • 澤井 亨
    大阪産業大学スポーツ健康学部
  • 大槻 伸吾
    大阪産業大学大学院 人間環境学研究科 大阪産業大学スポーツ健康学部
  • 仲田 秀臣
    大阪産業大学大学院 人間環境学研究科 大阪産業大学スポーツ健康学部
  • 嶋田 愛
    大阪産業大学スポーツ健康学部
  • 中原 英博
    森ノ宮医療大学大学大学院保健医療学研究科
  • 宮本 忠吉
    大阪産業大学大学院 人間環境学研究科 大阪産業大学スポーツ健康学部

書誌事項

タイトル別名
  • Exercise training intensity-dependent adaptive changes in the cardiorespiratory function

抄録

<p>先行研究で異なる強度での運動開始前後の経時的な心肺反応が、運動形態とそのトレーニング強度の違いに依存することを明らかにした。しかし、短・長期的な生理的適応の発現に対するトレーニング強度の差が運動中の呼吸循環機能にいつ・どの程度影響を及ぼすのかは明らかではない。被験者は大学生アスリート16名、 大学生アスリート16名を対象とし、95%および80%強度のトレーニング群に振り分けた。HIT後、最大酸素摂取量は両群で有意に増加した。ステップ負荷運動時の最高心拍数はTr6以降95%TGにおいてのみ有意に増加し、Tr8後には運動開始直後の心拍増加反応が認められた。運動時の呼吸循環代謝系におけるHITトレーニング強度依存性の適応変化は、主に循環調節系を中心にTr6以降に発現することが判明した。</p>

収録刊行物

  • 生体医工学

    生体医工学 Annual59 (Abstract), 292-292, 2021

    公益社団法人 日本生体医工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390008290063844352
  • NII論文ID
    130008105202
  • DOI
    10.11239/jsmbe.annual59.292
  • ISSN
    18814379
    1347443X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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