書誌事項
- タイトル別名
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- Empirical study about population inflow trends with the diversity of land use pattern
- A case study of Kobe city
- 神戸市における実証研究
抄録
<p>本論文では,公表統計情報のみを用いて地域の多様性が人口流入率に及ぼす影響の有意性について評価する.まず,J. Jacobsの都市の多様性の条件に従って,宅地サイズのばらつき,用途地域の混在度,路地密度という3つの変数が地域の多様性を表すのに適切であることを提案する.2010年と2015年の神戸市における人口メッシュデータを用いて,地域への人口流入率を被説明変数とし,従来から用いられた都市施設の整備度合いを表す変数に加えて上記3変数を説明変数として採用した回帰分析をおこなう.モデル推定の結果,地域の多様性を表す3つの変数が人口流入率に対して有意な影響を及ぼすことがわかった.人口流入を目指す各種政策を検討する際に,地域の多様性をもたらす地域の保全が重要であることを示唆している.</p>
収録刊行物
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- 都市計画論文集
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都市計画論文集 56 (3), 759-764, 2021-10-25
公益社団法人 日本都市計画学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289920602530560
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- NII論文ID
- 130008107790
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- ISSN
- 21850593
- 09160647
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可