特別な支援を要する児童を対象とした身体表現活動によるプログラミング学習

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タイトル別名
  • Proposals for Programming Learning Through Physical Expression Activities for Children with Special Needs

抄録

2017年4月28日告示の「特別支援学校(小学部・中学部)学習指導要領」では,特別支援学校小学部においてもプログラミング教育が取り組むべき内容として示された.しかし,特別支援学校におけるプログラミング教育は,実践事例も少なく,指導方法や効果に関する検証がほとんどなされていないのが現状である.そこで,本研究は,特別な支援を要する児童に対して,パソコンを用いないプログラミング学習を実施する際の,題材や具体的な指導方法を検討すると共に,実践を通してその効果を検証することとした.放課後等デイサービスを活用する児童に対して,カードを用いたダンスの振り付けをアンプラグド・プログラミング教育として位置付け実践した.結果は,カードの順番を考えることで,プログラミング的思考を育むことに一定の効果が確認された.また,活動を支援した職員からは,児童の集中力や集団行動,社会生活技能訓練(SST)としての効果もあることが指摘された.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390008445626917248
  • NII論文ID
    130008109217
  • DOI
    10.20694/jjsei.37.1_31
  • ISSN
    24321745
    09126732
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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