発電機能を実装した津軽海峡における潮海流発電装置の評価

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タイトル別名
  • EVALUATION OF TIDAL-OCEAN CURRENT GENERATOR FOR TSUGARU STRAIT WITH POWER GENERATION FUNCTION
  • ハツデン キノウ オ ジッソウ シタ ツガル カイキョウ ニ オケル シオウミリュウ ハツデン ソウチ ノ ヒョウカ

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抄録

<p> 津軽海峡の流れ特性に適したつば付き漸拡型ディフューザに発電機能を実装し,その性能を評価した.装置の2次元断面模型を用いてPIV法による流況可視化実験を行なった結果,タービン該当部におけるディフューザの増速率は1.4倍となり,増速域はディフューザ断面内で均一となった.また,タービンに配する磁石数を変化させながら3次元発電模型による水理実験を行い,タービンの回転特性および発電特性を検証した結果,タービンの回転効率は主流流速が高速になるに従い頭打ちとなり,これに起因して発電効率は高速域において低下した.また,磁石を過密に配すると磁束密度の十分な変化が得られず発電量は微量となった.本実験結果より,実海域での出力は,装置1基あたり数10〜100W程度と推算された.</p>

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