津波災害復興における安全性検討過程の課題考察
書誌事項
- タイトル別名
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- A study of Safety Consideration Process in Tsunami Disaster Reconstruction
- Through the Disaster Hazard Zone Designation Process after the Great East Japan Earthquake
- 東日本大震災後の災害危険区域指定プロセスを通して
抄録
本研究は津波災害復興における安全性検討過程の課題を考察することを目的として、東日本大震災後の災害危険区域指定の指定範囲が防潮堤の設定高さに影響を受けていることを示し、その背景にある国、県の津波対策方針を整理して岩手県と宮城県の方針の違いを示し、市町村の災害危険区域指定過程と実際の指定事例を示した。その上で災害危険区域指定の課題として、安全確保の方法の検討が地域再建の検討と分断して考えられる傾向にあったこと、また、たとえ一緒に考えられたとしても復興事業実施の自由度が低く実現する方法に乏しかったこと、加えて外力評価を中心に災害危険区域の指定が行われ減災の考え方と乖離があったことを示した。
収録刊行物
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- 日本災害復興学会論文集
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日本災害復興学会論文集 12 (0), 1-11, 2018
日本災害復興学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390571426119585024
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- NII論文ID
- 130008113907
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- ISSN
- 24354147
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可