住民主体の災害復興に資する地域生活改善プロセス評価手法の有効性

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タイトル別名
  • The Effectiveness of the Process Evaluation Method for the Improvement of Community Life for Post-Disaster Reconstruction in Kawaguchi-Kizawa, Niigata, Japan
  • 新潟県長岡市川口木沢地区の事例

抄録

本論文は、災害復興の評価として、地域住民が主体となって自らの生活や活動を評価し、それを生活改善や活動のふりかえりに還元していく地域生活改善プロセス評価手法を実施し、その意義や有効性について考察したものである。評価活動を実施したのは、新潟県中越地震によって被災した新潟県長岡市川口木沢地区である。まず、地域生活改善プロセス評価手法の概要を説明する。そして、木沢地区における地域生活改善プロセス評価の実施過程を住民懇談会で示した2010年5月に実施した第1回のベースライン調査と2013年3月に実施した第3回調査の比較報告や住民自身の活動について紹介する。最後に、住民主体の評価手法が災害復興過程の地域復興に果たす意義や有効性を考察したのち、本手法の災害からの地域復興への活用可能性に関する今後の展望を示す。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390571426118302080
  • NII論文ID
    130008114053
  • DOI
    10.34606/jsdrr.6.0_22
  • ISSN
    24354147
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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