地域に存在する災害時要配慮者把握のための情報検索システムの提案―国民健康保険データに基づいた検討―

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タイトル別名
  • PROPOSAL OF INFORMATION RETRIEVAL SYSTEM FOR VULNERABLE PEOPLE BASED ON NATIONAL HEALTH INSURANCE DATA

抄録

<p>近年,頻発する地震災害時において,災害時要配慮者の人的被害が大きい.将来,発生が想定される南海トラフ地震のような通信環境が途絶する規模の地震災害時には,要配慮者の存在位置・ニーズ把握を網羅的に把握する手法が求められている.筆者らは上記の問題に対して,SAR画像に反応するリフレクタを用いた要配慮者の存在位置・ニーズ把握手法の開発を行っている.本研究では,開発を行っている手法の実用化を目指し,リフレクタを配布する対象者選定のための検索システムの提案を行う.地域に存在する要配慮者を把握するため,医療ビッグデータの国民健康保険データを活用する.本研究の分析を通して,要介護状態,ICD-10による疾患情報を考慮した検索システムを作成することができ,防災工学,保健学の専門家による有用な評価を得ることができた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390008613605462912
  • NII論文ID
    130008118252
  • DOI
    10.11532/jsceiii.2.j2_232
  • ISSN
    24359262
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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