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- 瀬沼 花子
- 玉川大学教育学部
書誌事項
- タイトル別名
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- School Mathematics and Gender: From the Progress of Related Studies and Practices
- 学校での算数・数学とジェンダー : 研究と実践の進歩から学ぶ
- ガッコウ デ ノ サンスウ ・ スウガク ト ジェンダー : ケンキュウ ト ジッセン ノ シンポ カラ マナブ
- ──研究と実践の進歩から学ぶ
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抄録
<p> 本稿は「数学とジェンダー」に関して、この20-30年間の変化を含め最新の動向や展望を次の三つについて述べるものである。①数学教育の研究や国際的な学力調査に見る算数・数学の男女差の動向、②算数・数学教科書の動向、③意識にないものを意識化させる手法の具体化。</p><p> その主な内容は次の通りである。①数学教育におけるジェンダーの問題は、国や文化、階層や人種などの「公平(equity)」の中で議論されるようになってきている。数学得点の男女差は小中でなくなっているが、数学に対する態度には男女差がある。日本の中学校数学の女性の先生は少ないままである。②算数・数学教科書は「主体的・対話的で深い学び」の文脈に変わっており、イラストの男女の割合や役割が改善され、数学を使う仕事に関わるエッセイに女性が登場している教科書もある。③内閣府男女共同参画局による「指導者用啓発資料」(2021.3)は、今後の改善を促す第一歩と期待できる。</p>
収録刊行物
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- 学術の動向
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学術の動向 26 (7), 7_22-7_29, 2021-07-01
公益財団法人 日本学術協力財団
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290183810440448
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- NII論文ID
- 130008120608
- 40022645400
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- NII書誌ID
- AN10527590
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- ISSN
- 18847080
- 13423363
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- NDL書誌ID
- 031607059
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可