ゲノム解析と内部障害リハビリテーション医学

  • 吉田 直記
    東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野 東北大学病院リハビリテーション科
  • 上月 正博
    東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野 東北大学病院リハビリテーション科

書誌事項

タイトル別名
  • Genomics and Internal Medicine & Rehabilitation Science
  • ゲノム カイセキ ト ナイブ ショウガイ リハビリテーション イガク

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抄録

<p>細胞内にあるDNAは遺伝情報の担い手だが,1953年にその立体構造が解明され2004年にはヒトゲノムの99%を解読した遺伝子配列が発表された.その一方で,必ずしもすべての事象が遺伝情報のみで説明できるとは限らないこともわかってきた.現在はゲノム情報だけでなく,被験者の血液や尿,組織の一部といった生体試料,およびそれに関連する生活習慣などの情報を体系的に収集・管理するバイオバンクが重要視されるようになり,これらの大規模データを用いた総合的な研究が世界中で進んでいる.ゲノム医療の今後のさらなる発展により,リハビリテーション分野においても個人のゲノムをもとにしたリハビリテーション処方のオーダーメイド化の実現が期待される.</p>

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