Interactions of an elderly man living alone and maintaining his health through activities conducted by community organizations : A case study

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  • ケーススタディによる「地域組織活動を基盤に健康を保持する男性独居高齢者の相互交流」

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<p>抄録: 【目的】地域組織活動を基盤に健康保持を成す男性独居高齢者の相互交流のありようを明らかにする. 【方法】1年以上独居生活を送る男性高齢者で地域組織活動に継続的に参加する者を対象として半構造化面接調査を実施し, 質的統合法を用いて分析した. 【結果】対象は70歳代の男性独居高齢者1名 (以下, A) で, 退職後に自治会活動や見守り活動等に取り組んでいる. 分析の結果, 地域組織活動を基盤に健康保持を成す A の相互交流とは, 「他者に迷惑をかけまい」 という意思のもと職業経験を活かして地域組織活動に取り組むことにより, 様々な人々と長期的な互助関係を構築し, 役割に対する使命感を得るとともに, 日常生活に緩急をつけるスキルを獲得して健康を保持するというありようであることがわかった. 【結論】保健師をはじめ地域で活動する保健医療福祉の専門職は, 男性独居高齢者への個別支援とともにコミュニティエンパワメントを高める支援を行っていく必要がある.</p>

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