地域在住後期高齢者のロコモティブシンドロームと認知機能低下の関連について

  • 松本 凱貴
    永山病院 リハビリテーション部
  • 今岡 真和
    大阪河﨑リハビリテーション大学 リハビリテーション学部 理学療法学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between Locomotive Syndrome and Cognitive Decline in Community-dwelling Old-old Elderly People
  • チイキ ザイジュウ コウキ コウレイシャ ノ ロコモティブシンドローム ト ニンチ キノウ テイカ ノ カンレン ニ ツイテ

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抄録

<p>〔目的〕本研究は,地域在住後期高齢者を対象にロコモティブシンドローム(ロコモ)と認知機能との関係を調査することである.〔対象と方法〕研究参加者は,健診に参加した178名であった.測定項目は2ステップテスト,Mini Mental State Examination,握力,歩行速度,Skeletal Muscle Mass Index,Geriatric Depression Scale,服薬数とした.統計学的検討は,ロコモの分類に従い健常群,L1群,L2群の3群とし比較検討した.〔結果〕主たる調査項目の認知機能は,健常群と比較しL2群は有意に低下していた.その他,握力,歩行速度,服薬数に群間差が確認された.〔結論〕地域在住後期高齢者の実測によるLS分類と認知機能低下は関連していることが示唆された.</p>

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