インフォーマルな仮説検定の活動にみられる特徴

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Abstract

<p>本稿の目的はインフォーマルな仮説検定の意味の明確化である.統計教育研究の国際誌SERJにおいてこれを主題にしている2つの論文,Lee et al.(2010)とNilsson(2020)において,インフォーマルな仮説検定としてカウントされている活動の特徴を明らかにすることに取り組んだ.推論主義を背景理論としながら,分析枠組みとして,確率を捉える三世界(物質世界,仮想世界,数学世界)に仮説についての可能世界を加えた4つの世界を用いた.結果として,先行研究がコミットしているインフォーマルな仮説検定の活動には,仮説設定の活動,物質世界や仮想世界での評価活動,データ評価と仮説判断の往還という3つの特徴があることが明らかになった. </p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390853423037866368
  • NII Article ID
    130008131483
  • DOI
    10.14935/jssep.45.0_113
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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