教師と動物園職員が継続して支援する子どもの科学学習｢モルもっとなかよくなろう!!｣の事例から

• 松本 朱実

  近畿大学

• 齋藤 愛子

  野毛山動物園

• 松山 薫

  野毛山動物園

• 山口 進也

  よこはま動物園

• 佐藤 真之

  横浜市立権太坂小学校

書誌事項

タイトル別名

• Enhancing Children's Science Learning in Collaboration with School Teachers and Zoo Staff The Practical Study: Let’s Get to Know a Guinea Pig More!!

抄録

小学校生活科の単元｢動植物の飼育栽培｣において，教師と動物園職員が継続的に子どもたちの学習活動を支援する連携プログラムを実施した．学校で飼育するモルモットの生態を自分たちで調べ，観察し，工夫して関わり，継続して大切にしていくことを単元の目標に掲げた．教師が問題解決的なカリキュラムを作成し，子どもの興味や問いに応じて動物園職員が観察支援や質疑対応をした．様々な子どもの考えの表現を質的に分析した結果，子どもが自分なりに職員から得た情報などを参考にしたり，視点をもって観察したり，モルモットの視点や気持ちに立ったりした活動や考えが示された．チームでの協同的な活動の有効性も示された．教師と職員が協働で問題解決的に継続した支援をおこなうことにより，子どもにとっての科学学習の可能性が高まると考える．

収録刊行物

• 日本科学教育学会年会論文集

  日本科学教育学会年会論文集 45 (0), 431-432, 2021

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• カリキュラム・教授法開発
• 教育連携
• 教育評価
• 生活科教育
• 動物園教育

詳細情報

• CRID: 1390290473083665280
• NII論文ID: 130008131607
• DOI: 10.14935/jssep.45.0_431
• ISSN: 24332925
• ISSN: 09134476
• ISSN: 21863628
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可