COVID-19と地域理学療法
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- 牧迫 飛雄馬
- 鹿児島大学医学部保健学科
書誌事項
- タイトル別名
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- ─特別チームの活動と地域における課題─
抄録
<p> 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う緊急事態宣言発令以降,外出の自粛要請をはじめとする多くの対策がなされた。その結果,地域・在宅で生活する高齢者や要介護者は活動の制限を余儀なくされ,諸機能の低下を招いた者も認められた。このような状況の中,本学会では感染予防や自粛中の関わり方など,COVID-19に関する情報共有をはじめ,実務に有益な情報の発信や調査・報告などを行うため,有志による特別チームを立ち上げ,活動を行ってきた。</p><p> 緊急事態宣言の解除以降は,地域の通いの場の再開や医療・介護サービスの実施にあたって,感染予防の徹底を図るとともに,新しい日常生活様式を踏まえた介入方法を模索しながら活動を行っている。また,第2波,第3波への備えや新たな地域交流・社会参加を目指すために必要な情報,事例を提示するとともに,アンケート調査の結果などから得られた臨床の課題についても取り組み始めている。</p><p> この特別シンポジウムでは,特別チームの活動について報告するとともに,現状の課題を踏まえ,その解決に向けた対策など,何かしらの情報提供や方向性を提示できれば幸いです。</p>
収録刊行物
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- 理学療法学Supplement
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理学療法学Supplement 48S1 (0), B-46-B-46, 2021
公益社団法人 日本理学療法士協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290493075819648
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- NII論文ID
- 130008133262
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可