運転停止者の QOL に影響を与える要因の分析
-
- 柳原 崇男
- 近畿大学理工学部社会環境工学科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Quality of life among older adults following driving cessation
抄録
<p>我が国では高齢化に伴い、高齢の運転免許保有者が増加している。それに伴い、免許返納者に対する優遇制度を採用するなど、自主返納者を支援する動きが近年活発化している。一方、免許返納者は運転免許を返納することで,健康や外出機会の減少が懸念される。そこで、本研究では、運転停止者の健康状態および QOL に影響を与える要因を分析し、運転停止後の健康維持について考察することを目的としている。その結果、運転停止者は免許保有者に比べ、外出頻度、QOL は低く、社会活動も活発でないことがわかった。また運転停止者の交通行動と QOL、社会活動の関連について、自転車利用者および鉄道・バス利用者の QOL が高く、社会活動が活発であることが示唆された。</p>
収録刊行物
-
- 交通工学論文集
-
交通工学論文集 8 (2), A_32-A_38, 2022-02-01
一般社団法人 交通工学研究会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390009640070162560
-
- NII論文ID
- 130008161424
-
- ISSN
- 21872929
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可