食道ESD困難症例に対する対策

• 永見 康明

  大阪市立大学大学院 医学研究科消化器内科学

• 大南 雅揮

  大阪市立大学大学院 医学研究科消化器内科学

• 藤原 靖弘

  大阪市立大学大学院 医学研究科消化器内科学

書誌事項

タイトル別名

• TECHNICAL TIPS ON HOW TO HANDLE DIFFICULT CASES OF ESOPHAGEAL ENDOSCOPIC SUBMUCOSAL DISSECTION

抄録

表在型食道癌に対するESDはCO₂送気やトラクション法の普及に伴ってより標準的治療となってきている．しかし，頸部食道癌，全周性病変，瘢痕に接する病変，放射線化学療法後，憩室にかかる病変，食道胃接合部癌，食道静脈瘤合併症例などは治療困難とされ，その対策についてそれぞれ解説する．これらの病変ではより偶発症のリスクが高く，基本的な手技の習熟，経験を積んだうえで，偶発症に対しての対応や外科手術対応も想定，準備し行う必要がある．

収録刊行物

• 日本消化器内視鏡学会雑誌

  日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (2), 181-194, 2022

  一般社団法人 日本消化器内視鏡学会

キーワード

• 頸部
• 食道胃接合部癌
• バレット腺癌
• 憩室
• 瘢痕
• 放射線化学療法
• 食道静脈瘤
• 全周
• 治療困難
• 食道癌

詳細情報

• CRID: 1390572632984292480
• NII論文ID: 130008162198
• DOI: 10.11280/gee.64.181
• ISSN: 18845738
• ISSN: 03871207
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2022137371
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可