メッセージ中URLに基づくドメイン登録日検索システムを用いた迷惑メール判別機構

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  • ネットワークセキュリティ2

Abstract

近年,ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺などの悪意あるWebページへの誘導などを目的とした多くの迷惑メールが送信されている.迷惑メール対策の技術的な手法の一つとして,迷惑メール内のURLをブラックリスト化して照合を行う,URLブラックリストと呼ばれる手法が存在する.しかし,攻撃者はドメインを使い捨てとし,新たに取得したドメインを宣伝または攻撃用Webページに用いることによって,メールメッセージ内のURLを変更する手口を使用し始めており,既存のブラックリストでは迷惑メールと判定できないものが現れている.本研究は,迷惑メール本文中のドメイン登録日に注目し,迷惑メール判定手法の判定精度向上を目的とするものである.迷惑メール送信者は頻繁にドメインを取得しているため登録期間の浅いドメインほど迷惑メールに利用される可能性が高いと考えフィルタリングを行う.そこで,本研究では先行研究であるドメインの登録日を収集・記録する機能と検索する機能をもったドメイン登録日検索システムを利用した迷惑メールフィルタの実装を行った.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1050292572120163200
  • NII Article ID
    170000079886
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00097219/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    conference paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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