気象センサネットワークを活用した災害情報提供による高校生への防災教育

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  • 教育とオノマトペ

Abstract

近年、都市部において短時間強雨等、局地的な極端現象の発生が増加傾向にあることが指摘されている。突発的に発生する短時間強雨は、事前の予測が難しく高い危険回避能力が求められる。本研究では高校生を例にとり短時間強雨のような水害の危険回避のための情報伝達を行う。情報伝達には降雨現象を数値化するシステムを活用し、高校生がリアルタイムで情報を入手する環境を構築する。実際に降雨が発生している状況下で短時間強雨の観測値と被災状況を比較することで、観測値に対する理解と水害の危険に関する認識を高めさせる。その結果、危険回避をする防災対応能力の向上させ、本研究で目的とする防災教育の実施が可能となる。本稿では降雨の現象をリアルタイムで数値化するシステムを用いて、高校生が部活動中や帰宅中に数値情報を入手するための受信機器や提示する情報内容、提示方法の検討を行う。選定した受信機器にリアルタイムで数値情報を送信するためのシステムを構築し、高校生に対する情報提供の影響に関する分析結果を示す。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1050574047096871680
  • NII Article ID
    170000079918
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00097251/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    conference paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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