不正確さを考慮した位置匿名化手法の提案
書誌事項
- タイトル別名
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- 位置情報システム3
抄録
性別や年齢等のユーザ属性と,ユーザの行動履歴とを関連付けてマイニングすることで,ユーザ属性に応じた適切なマーケティングや広告配信をすることが可能となる.しかし,あるユーザの行動履歴の一部を知る攻撃者にこの情報がわたると,関連付けられたユーザ属性と個人を結び付けられるリスクがある.従来研究において,ユーザの行動履歴を知る攻撃者に対してもユーザ属性と個人を結び付けられることを防ぐため,k-匿名性等の指標に基づく匿名化手法が多数提案されている.しかし,ユーザの位置情報には元来不正確さが含まれていることが考慮されていないため,位置情報の誤差を単純に扱おうとした場合に個人が特定されてしてしまうリスクが存在する.本論文では位置情報の不確実性に起因する漏洩リスクを導入及び定式化し,新しい匿名性指標,匿名化後のデータにおける有効性指標,及びこれら指標に基づいた匿名化アルゴリズムを提案する.シミュレーション評価を実施し,従来手法と比べて匿名化後のデータの有効性を向上させ,同時に,個人が特定されるリスクを低減することを示す.
収録刊行物
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- マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集
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マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集 2013 2044-2052, 2013-07-03
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522090834432
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- NII論文ID
- 170000080068
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00097401/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN