コンピュータサイエンスアンプラグドの分析とCSアンプラグドデザインパターンの提案
抄録
「コンピュータサイエンスアンプラグド」は.理解が難しいと思われている情報科学を体験的に学ぶことができる教育方法である.その実践では,ゲームなどの「体験」を通じ,生徒たちが情報科学を興味深く,意欲を持って学習できていることが検証されている.本稿では,CSアンプラグドの構造を分析し.その特長を明らかにするとともに,その分析に基づきデザインパターンテンプレート「CSアンプラグドパターン」を提案する.本パターンは教育方法を新たに考案したり,既存の教育方法を改良する際に,CSアンプラグドに見られる利点を持たせるための指針や評価方法として効果的であることが期待される.さらに,独白教材「伝言ゲーム」の紹介とCSアンプラグドパターンを用いた検証を行い,提案したデザインパターンテンプレートの有用性を評価する.
収録刊行物
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- 情報教育シンポジウム2008論文集
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情報教育シンポジウム2008論文集 2008 (6), 179-186, 2008-08-12
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047114000256
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- NII論文ID
- 170000082639
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00100140/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles