大阪大学における新入生の普通教科「情報」に関する調査報告
抄録
2006年度より、高等学校において教科「情報」を履修した新入生が入学している。大阪大学サイバーメディアセンターでは、その履修状況や理解度を調査するため、新入生アンケートを2007年度より実施している。本稿では、2008-2012年度のアンケート結果を抜粋して報告する。アンケートの結果、オフィススイート系ソフト、情報倫理系項目、情報リテラシー系項目などは高校で学習している学生が多いが、多くの項目では理解度は不十分であるということがわかった。プログラミング等の発展的項目については総じて学習・理解ともに低いが、大学での学習に意欲的であることがわかった。また、大学入学時点でコンピュータの利用経験が6年以上という学生が大幅に増加していることがわかった。
収録刊行物
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- 情報教育シンポジウム2012論文集
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情報教育シンポジウム2012論文集 2012 (4), 29-34, 2012-08-13
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097177554560
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- NII論文ID
- 170000082743
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- ISSN
- 13440640
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00100244/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles