オンライン活動とオフライン活動の相関関係分析
抄録
近年,健康支援を目的としたウェアラブルデバイスの利用が活発化している.本研究の目的は,こうしたセンシングデバイスの利用において,装着のし忘れや電池切れによって欠損したデータを推定することである.その際,出来る限りユーザに追加作業による負荷を与えずに,欠損部分の補完を行うための情報の抽出が求められる.本研究では運動 (オフライン) とネット閲覧等の (オンライン) 活動に相関関係があると考え,それぞれの活動履歴の抽出,可視化を行うシステムを構築し,オンラインログがオフラインログの欠損部分の推定に用いられるかについて考察を行う.オンラインログはユーザの活動により自動的に生成されるものであるため,本手法によるユーザ負担の増加はない.実際に構築したシステムを用いて,自動的に被験者 2 名から複数のオンラインログ (LINE,Twitter の利用履歴) とオフラインログ (Fitbit Zip によって取得された歩数データ) を収集し,どういった相関関係や特徴が存在するかを分析した.結果,オンラインログとオフラインログの間には様々な視点から逆相関関係が見られ,双方のデータを組み合わせて用いることで,行動推定がある程度実現可能であることが分かった.
収録刊行物
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- マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2013 (6), 38-45, 2013-11-27
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047096696576
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- NII論文ID
- 170000083179
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00100716/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles