洗練パターンによるゴール指向ユースケースモデリング
抄録
ゴール指向要求分析手法 KAOS は,要求を系統的,論理的にモデリングできるとの定評がある.洗練パターンを媒体として,KAOS モデルをユースケースモデルに変換し,相互に洗練するアプローチを提案する.これは,洗練パターンに基づく KAOS 要求モデルのセマンティクスをユースケースモデルに継承することで,ゴール指向要求分析の成果をオブジェクト指向設計プロセスに組込むことを意図している.提案アプローチを米国 ATM システムを事例とするユースケースモデリングに適用し,提供されているユースケースモデルとの比較・検証を実施した.その結果,本研究で提案する形式的な変換手順を要求モデルに適用し,その結果と要求モデルを相互に洗練することで,ユースケースの根拠やそれらの関連性を明確にすることができ,提供されているユースケースモデルと同等なユースケースモデルを導出できることを確認した.
収録刊行物
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- ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集
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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 45-50, 2014-08-25
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097125511936
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- NII論文ID
- 170000084815
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00102828/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN