インターネットを介した自律的なニューロ・マーケティング・システムの構築

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抄録

本研究では、マーケティング分野での実用化を視野に入れて、商品選好に関する脳情報のデコーディング精度の向上を試みる。具体的には、複数人を同時計測し、選好判別モデルをリアルタイムに学習、さらにモデルファクターとして商品属性も加味することによって、選好判別精度がどの程度向上するのかを報告する。選好の予測器としてはベイジアン3層パーセプトロンやSVMを用い、酸化ヘモグロビン濃度変化や脳波を脳情報として採用する。さらに、その応用例として、インターネットを通じ、ユーザーの脳反応から推奨商品を提示・マーケティングデータを収集するようなシステムを紹介する。

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