動的タイムワーピング距離を用いたX線天文データの類似検索
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抄録
近年の科学分野で扱われるデータの量は膨大である.その筆頭が天文学であり,今も多くのデータが蓄積されている.その内,現在注目されているものの一つに X線天体がある.動的タイムワーピング(Dynamic Time Warping,以下「DTW」)とは,音声や株価といった時系列データを比較する際よく用いられる手法である.これを利用するとDTW距離という類似度を示す一つの数値が得られる.本研究では,全天X線監視装置「MAXI」から提供されるX線天体観測データを対象に,X線天体が起こすバースト現象のデータに対しDTWを用いた類似検索を行い,類似したパターンを示す天体を発見する手法を提案する.
収録刊行物
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- 第74回全国大会講演論文集
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第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 633-634, 2012-03-06
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502927353088
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- NII論文ID
- 170000089799
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00109636/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles