動的計画法に基づく音符長を考慮したバイオリン運指推定
Search this article
Abstract
バイオリンは1つの音高に複数の弦の押さえ方が存在するため,楽曲を演奏する際には適切な運指を決定する必要がある.しかし,楽譜には運指は書かれていないことが多く,特に初級者にとって運指決定は難しいとされている.そのため,本研究では楽譜から最適運指を推定する方法を提案する.提案法では,音符列に対応する様々な押弦の状態列を考え,押弦とその遷移の難易度に基づいてバイオリンの最適運指を決定する.また,ビブラートの有無や弦の選択が音符長に依存すると考え,これらを考慮した最適運指を動的計画法により推定する.提案法で推定された運指と教本の運指を比較することにより,提案法の有効性を確認した.
Journal
-
- 第75回全国大会講演論文集
-
第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 275-276, 2013-03-06
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050011097142581632
-
- NII Article ID
- 170000091449
-
- NII Book ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00111286/
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- conference paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- CiNii Articles