高齢者の語りかけ情報を利用した心の見守りサービスのRSNPによる実装

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Abstract

近年独居高齢者の増加が大きな社会問題となっており,それに応じて様々な見守りサービスが展開されている.こうした従来のサービスでは高齢者の生活状態の通知ができる反面,心理面の変化はあまり考慮されてこなかった.そこで本稿では,心理面に着目した見守りシステムについての提案を行う.本システムでは,赤ちゃん型ロボット"Babyloid"を通して取得した語りかけ情報から快の形容詞を抽出し,その出現頻度をRSNP通信を用いて遠隔>地の家族に通知する.こうした形で独居高齢者の情報を家族に通知することで,家族がシステムに頼り切らずに,こまめに連絡を取るなどの効果が期待でき,高齢者がより強い安心感や家族とのつながりを得ることができると期待される.

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