オープンデータを利用して集合知によって地域課題の発見から解決までを支援するシステム─川崎市でのG空間未来デザインプロジェクトを例に─

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多様なステークホルダが持つスキルや知識を活用して共創し,社会課題の解決や新たな価値の創造を目指す活動が各地で行われている.しかし,それらの多くは活動のプロセス設計等の問題から,具体的な解決を目指すサービスを創出するまでに至らないのが現状である.そこで筆者らは,サービス創出を目指し,地域課題の発見や解決をオープンデータを用いて一貫して支援するシステムの構築とその実証を行った.システムの構築においては,オープンデータを活用する環境や,多様なステークホルダが持続的にコミュニケーションを行うプラットフォームを整備し,課題発見からその解決策の創出までを支援するためのプレアイデアソン,アイデアソン,ハッカソン,そして,事業計画を立案・評価するためのマーケソンのプロセスを実現した.それを川崎市宮前区周辺地域に区役所などと連携して適用し,9つのサービスが生まれるなどの成果を得た.

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