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Abstract
本稿では,情報処理学会におけるダイバーシティ推進の取り組みとして,2016年4月に発足したInfo-WorkPlace委員会の活動を紹介する.本委員会は,女子学生,女性技術者・研究者の活動を支援し,学会の一層の発展を図ることを目的に設立されたが,委員会名にあえて「女性」という言葉を入れていない.これは,性別・年齢などの属性を問わず,私たちのワークプレイスを新たにデザインしていくことを目指したい,という思いが込められているためである.女性支援活動は重要な取り組みといわれながらも,一部の女性だけが活発に活動していて広がりがない,女性というだけで半ば強制的に参加させられるなど,本来の意味で機能していない事例も見受けられる.我々は,参加することにメリットがあり,参加したくなる場づくりを目指した,新しい形の活動を模索している.本稿では,委員会設立までの経緯,現在の活動内容を紹介することにより,ダイバーシティ推進活動の今後の方向性について考察する.
Journal
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- デジタルプラクティス
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デジタルプラクティス 8 (1), 30-37, 2017-01-15
[出版社不明]
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390853651595602944
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- NII Article ID
- 170000148369
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- NII Book ID
- AA1245124X
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- ISSN
- 21884390
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00176551/
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles