ソフトウェアの高い互換性と長い持続性を目指すPOSIX中心主義プログラミング

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抄録

ソフトウェアは,より高度な要求,あるいは時代とともに変化する要求に応えるべく,絶え間なくバージョンアップを繰り返している.しかし,多くのソフトウェアは,今自分の置かれた環境において求められる性能や機能を満たすことばかり偏重し,ほかの環境や将来の環境における互換性をあまり考慮していない.そこで筆者らは,UNIX系OSが最低限満たすべきとした仕様をまとめた国際規格であるPOSIX(Portable Operating System Interface)に着目した.POSIXは現状で多くのUNIX系OSが準拠している上に,1988年の初出以来,その仕様はほとんど維持されている.このような性質を持つ規格に極力準拠しながらプログラミングすることで,ソフトウェアは高い互換性と長い持続性を得られる可能性がある.そして,筆者らはこのようにしてPOSIXの仕様に極力準拠しながらプログラミングをする指針を具体的にまとめ,POSIX中心主義と名付けた.本稿では,POSIX中心主義としてまとめたプログラミング指針を提案するとともに,現在行っている互換性と長期持続性の検証について報告する.

収録刊行物

  • デジタルプラクティス

    デジタルプラクティス 8(4), 352-360, 2017-10-15

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    170000148949
  • NII書誌ID(NCID)
    AA1245124X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Article
  • ISSN
    2188-4390
  • データ提供元
    IPSJ 
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