WiFi APを用いたセンサノード測位に向けたWiFi送信チャネル推定手法の設計
抄録
屋内では GPS が利用できないため,屋内センサネットワークにおいて膨大な数のセンサノードの位置を取得することは大きな課題の 1 つとなっている.筆者らは WiFi AP を測位基準ノードとして利用するセンサノード測位システムの実現を目指している.ZigBee モジュールを具備したセンサノードでは WiFi の信号を受信することはできないため,無線通信規格の違いを乗り越えてセンサノードで WiFi 信号を検出し,RSS を測定する手法をこれまでに開発した.本稿では,WiFi AP 送信チャネル推定手法 「WiChest」 を示す.センサノードで取得した WiFi 信号の RSS は WiFi の送信チャネル,センサノードの ZigBee チャネルの両方の影響を受けるため,正確な RSS の測定に向けては WiFi の送信チャネルに応じてセンサノードのチャネルを切り替えることが必須となる.このため,マルチチャネル AP 検出,AP 信号分離,送信チャネル推定という 3 つの手法を組み合わせることで WiFi AP の送信チャネルをセンサノードで推定する.実証評価を通じて WiChest が精度 0.90 で送信チャネルを推定できることを確認した.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集 2016 1741-1747, 2016-07-06
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097136228992
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- NII論文ID
- 170000174227
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00177322/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN