初等中等教育におけるICT機器の導入と活用の実態調査 〜3大都市の比較を通じて〜

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抄録

インターネットの普及に伴い、教育分野でもITの利活用が進められている。しかし、課題は山積で、IT新改革戦略のなかで掲げている学校におけるICT整備目標は達成できていないのが実情である。この整備率に着目すると、下位の5県は全て都市部で、地域格差が生じている。そこで本研究では、八王子市・横浜市・福岡市という比較的大きい3都市を例に、各教育委員会の取り組み・先行導入校の事例を通じて格差を明らかにするべく実態調査を行った。また併せて、現職の教員や教育実習を行ったばかりの学生のICT活用指導力・学校のICT活用へのサポート力についても調査した。本稿では、これらの調査結果について整理し、課題の所在を明らかにする。

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