オープンコミュニケーションとしてのラジオトークに見られる重複発話現象の解析
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Abstract
視聴者に向けて情報を発信するために対話を行う漫才や料理番組の形式をオープンコミュニケーションと呼ぶ。本研究では、オープンコミュニケーションの1つであるラジオトークに着目し、話者間の重複が一般会話とどのように違うかを明らかにする。3人のラジオ会話3組分(各40分程度)を分析対象とし、(1)重複発話の正規頻度、(2)重複発話の特性を分析する。その結果、ラジオトークは一般会話に比べて(1)重複が少なく、(2)発話途中での重複に言い差しが多いことが明らかになった。視聴者へ情報を伝達するため、重複を避ける方略が取られているといえる。
Journal
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- 第79回全国大会講演論文集
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第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 1009-1010, 2017-03-16
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572146911488
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- NII Article ID
- 170000175634
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- NII Book ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00181807/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN