HMDを用いたヴァーチャルなドラム演奏環境の試作

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Abstract

現在ヴァーチャルリアリティ−(VR)空間を利用した多くの楽器演奏用システムが作られている。そのシステムの多くがエア楽器のようなものであり、演奏時に物理的感覚を得られないため満足感が得られにくくなると考えられる。本稿では、VR空間内でステージに立ち観客の前で演奏することができるシステムの実現に向けた第一段階としてVR空間内でドラム演奏を行うシステムを試作する。ドラムの演奏時において、音や視覚だけでなく、叩いた時の反動が加わることで演奏者にとって扱いやすいものとなるかを確かめるため2通りの手法を試す。1つ目は演奏者がヘッドマウントディスプレイを装着してVR空間内でドラム演奏を行う手法、2つ目はVR空間を見ながら現実空間の電子ドラムを演奏する手法である。

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