データ集約を行う代理通信制御を用いた高信頼無線通信の実車評価
抄録
将来,車載センサの重要性が増加し,多くのセンサが車両に搭載されると考えられる.そこでセンサを接続する電線の省線化に無線ネットワークの利用が考えられている.一方で,自動車内は狭く金属で覆われた狭い空間で,シートやハンドルなどの装置が多数あることに加え,乗員の影響で激しいマルチパス環境になる.さらに,自動車内の機器間通信への要求は厳しく,成功率は 99.999%で遅延制約は 20ms である.本稿では,自動車に搭乗する乗員数が電波環境に大きく影響することを,電波暗室における実車を用いた測定で明らかにした.さらに,これまでに提案した,通信が失敗した場合に中継ノードを利用する手法と,同じ宛先のパケットを 1 つのパケットに集約する手法を無線端末に実装し,実車両で通信実験を行った.実験結果より,実環境において本方式を用いることで,十分高い通信品質を実現できることが分かった.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 559-564, 2019-06-26
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522082722944
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- NII論文ID
- 170000181345
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00202255/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles