POSデータにおける売上と商品数のベキ的相関の観測

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アメリカのスーパーマーケット約2,000店舗のPOSデータ10年分が収められているデータベースを用いて、取扱商品数とスーパーマーケットの売上の間のべき乗則相関を見出した。これは、スーパーマーケットの売上高が、商品数の増加に伴って、線形的ではなく、ベキ乗則的に増加することを意味する。同時に、スーパーマーケットで販売される日用品を製造する企業の売上が、製造品数の増加に伴ってベキ乗則的に増加することも確認した。さらに、これらのベキ乗則の指数は過去10年間あまり大きく変化していないことも観測した。したがって、この相関関係は普遍的法則と考えられる。

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