暗算とスピーチ時の生体信号を用いた心理社会的ストレスの検出

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近年,メンタルヘルスケアに対する需要の高まりからストレスに関する研究が盛んに行われている.本研究では,評価者とビデオカメラの前で暗算と短時間のスピーチを行うストレス負荷実験であるTrier Social Stress Test(Kiarschbaum et al., 1993)を一部改変して実施した.実験中は心電図,脳血流,鼻部皮膚温度の計3つを同時計測した.得られたデータから特徴を抽出し,SVMによるストレス検出モデルを構築した.16名の実験でF1scoreが0.783のストレス検出が確認された。また,解析区間における鼻部皮膚温度の回帰直線の傾きが最も有用な特徴であることが示唆された。

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