曖昧表現見直しノウハウの形式知化プロセスの提案―見直しガイドラインの作成と効果検証―
書誌事項
- タイトル別名
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- Knowledge Formalization Processes for Addressing Ambiguity Words in System Requirements
抄録
ユーザと開発者のコミュニケーションの質の良し悪しは,システム開発の重要成功要因の 1 つである.システム開発の専門家ではないユーザは,日々の生活で特に意識せずに使われる「程度」を表す曖昧な表現を用いて,開発者にシステムの要求を伝達しがちである.これらの曖昧表現により,システムの仕様を作成する開発者がユーザの要求を捉え違えると,ユーザの要求に即さないシステムが実装され,作り直しを招き,納期遅延やコスト増加に至る.開発者には,ヒアリング等を通じて得られたユーザの要求について曖昧表現がないかを確認し,曖昧な点について再ヒアリング等を通して解消すること(曖昧表現の見直し)が求められる.そこで本稿では,曖昧表現の見直しを支援するノウハウとして,曖昧である理由,曖昧表現の見直しの方針,見直し後の例文,そして例文を書く上で考えるポイントの 4 つを定義し,ノウハウを形式知化するプロセスを提案する.その上で,提案プロセスを適用し形式知化されたノウハウ(曖昧表現の見直しガイドライン)の効果を被験者実験により検証し,提案プロセスの有用性や課題を示す.
収録刊行物
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- ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020論文集
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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020論文集 2020 42-50, 2020-09-03
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522099386624
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- NII論文ID
- 170000183325
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00206634/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles