オープンソースソフトウェアにおけるCode Smellと対応するリファクタリングの特徴に関する調査

抄録

Code Smell はソフトウェアの品質を低下させる要因の 1 つであるが,そもそもソフトウェアに Code Smell はどれだけ存在しているのか.また,その Code Smell に対するリファクタリングは行われているのかわからない.また,Code Smell は開発者や開発環境などによっても異なっており,基準が明確化されていない.そのため,複数のソフトウェアに共通して,具体的にどのような Code Smell の種類が多く存在しているかわからず,開発者は,どのCode Smell の種類を優先して気を付けるべきであるかわからない.さらに,ソフトウェアの特徴によって,存在する Code Smell の種類は変化するのか明らかになっていない.そこで,本研究では,GitHub 上のオープンソースソフトウェア (OSS) を対象として,Code Smell とリファクタリングの現状を調査して分析を行った.分析の結果,複数のソフトウェアに共通して,多く存在する Code Smell の種類を特定することができた.また,存在する Code Smell 数に対するリファクタリングの割合が高い Code Smell の種類を特定することができた.

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  • CRID
    1050574047104713088
  • NII論文ID
    170000185254
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00212602/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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