耕作放棄地におけるナタネ生産の可能性
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抄録
東日本大震災では農業生産・生活面で多くの混乱がもたらされ、とりわけ震災直後の輸送用燃料不足は深刻であった。こうした経験を通じ、域内で調達可能な再生可能エネルギーに注目が集まっている。農村における太陽光パネルの設置はその一例であるが、農業生産に関連した取組としては、耕作放棄地を利用した油糧作物生産があげられる。そこで本稿では、耕作放棄地におけるエネルギー生産の可能性を検討するため、ナタネを対象としたLCA(ライフサイクルアセスメント)を行う。ナタネはわが国を代表する油糧作物であり、1. 幅広い地域で栽培可能、2. 景観作物として集客可能性があり地域活性化に資する、3. 比較的少額の投資でエネルギー化が可能等の特長がある。なお、以下の分析に用いるデータは、岩手県西和賀町を対象とした現地圃場における実証試験結果である(新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業:平成21~23年度農林水産省)。
収録刊行物
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- 東北農業研究
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東北農業研究 (65), 209-210, 2012-12
[東北農業試験研究協議会]
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291228304981248
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- NII論文ID
- 220000133683
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- NII書誌ID
- AN00168899
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- ISSN
- 03886727
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles
- KAKEN