フェニルピラジン誘導体非対称Langmuir-Blodgett膜における凝集構造と二次非線形光学効果

• 江良 正直

  九州大学大学院総合理工学研究科

• 中村 謙一

  九州大学大学院総合理工学研究科

• 岩本 尚久

  九州大学大学院総合理工学研究科

• 筒井 哲夫

  九州大学大学院総合理工学研究科

• 斎藤 省吾

  九州大学大学院総合理工学研究科

• 新納 弘之

  九州大学工学部応用化学科

• 竹原 健二

  九州大学工学部応用化学科

• 磯村 計明

  九州大学工学部応用化学科

• 谷口 宏

  九州大学工学部応用化学科

書誌事項

タイトル別名

• Aggregation Structure and Second-Order Nonlinear Optical Effects in Noncentrosymmetric LB Film of Phenylpyrazine Derivati v e
• フェニルピラジン誘導体非対称Langmuir-Blodgett膜における凝集構造と2次非線形光学効果
• フェニルピラジン ユウドウタイ ヒタイショウ Langmuir Blodget
• Special articles on synthesis and supramolecular structure of functionality amphiphiles. Aggregation structure and second-order nonlinear optical effects in noncentrosymmetric LB film of phenylpyrazine derivative.

抄録

フェニルピラジン誘導体 5-(p-dodecyloxyphenyl)pyrazine-2-carboxylic acid (C 12 PPy) の分子i超分極率およびC12PPyのヘテロY型非対称Langmuir-Blodgett(LB)膜における凝集構造,二次非線形光学効果を評価した。TowLevelMode1より,C12PPyは26×10^-30とp-nitroanilineと同程度の高い分子超分極率を有することが示された。C12PPy単分子膜とイコサン酸バリウム単分子膜を交互に累積することにより,導波路として十分に応用可能な膜厚を有するヘテロY型の非対称LB膜を作製することができた。X線回折および第二次高調波発生の実験から,このLB膜中でC12PPy分子は膜の法線方向と約30° の方向に非対称配向していることが示された.また,このLB膜の二次非線形感受率X(2)は1×10^-7esuと概算された。

収録刊行物

• 日本化学会誌（化学と工業化学）

  日本化学会誌（化学と工業化学） 1990 (10), 1106-1111, 1990-10-10

  公益社団法人 日本化学会

キーワード

• General Chemistry

詳細情報

• CRID: 1390001204357119488
• NII論文ID: 130004159263
• NII論文ID: 40002846085
• NII書誌ID: AN00186595
• DOI: 10.1246/nikkashi.1990.1106
• ISSN: 21850925
• ISSN: 03694577
• NDL書誌ID: 3692311
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3692311
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1972/1990/10/1990_10_1106/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可