間接血球凝集反応による山羊における<I>Pasteurella haemolytica</I>血清型2の抗体調査

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  • A Serological Servey on <I>Pasteurella haemolytica</I> Serotype 2 Infection in Goats using Indirect Hemagglutination Test
  • 間接血球凝集反応による山羊におけるPasteurella haemolytica血清型2の抗体調査
  • カンセツ ケッキュウ ギョウシュウ ハンノウ ニ ヨル ヤギ ニ オケル Pa
  • A Serological Servey on Pasteurella haemolytica Serotype 2 Infection in Goats using Indirect Hemagglutination Test

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抄録

1985年3月, 輸出検疫のために長野県内の16農場から動物検疫所に収容された80頭の山羊群において, Pasteurella haemolytica血清型2 (以下Ph2と略) の感染による肺炎の発生があり3頭が死亡した. この山羊群について間接血球凝集反応 (以下IHAと略) によるPh2の抗体調査を実施した.<BR>検疫2日目に採取した血清の抗体価は, 4倍以上を示したものが65頭 (81%), 幾何平均値は10.3倍であった. この65頭は16農場中15農場に由来しており, Ph2が長野県内の山羊農場に広く浸潤していることが明らかとなった. また, 呼吸器症状を示した27頭のうち9頭について, 14~16日後 (発症後後血清採取までの期間: 5~11日間) の対血清でIHAを実施したところ, 3頭で有意な抗体の上昇が認められた.

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