判例研究 最高裁判所民事判例研究 民集54巻3号 10. 1 離婚に伴って扶養的財産分与として金銭の給付をする旨の合意がなされた場合、その合意は、民法768条3項の規定の趣旨に反してその額が不相当に過大とされる特段の事情があるときは、不相当に過大な部分について、その限度において詐害行為として取り消されるべきである。 2 離婚に伴って財産分与と区別して慰謝料として金銭の給付をする旨の合意が為された場合、その合意は、分与配偶者が負担すべき損害賠償債務の額を超えた部分について、詐害行為取消の対象となる。(平成12.3.9〔最高裁〕第一小法廷判決)
書誌事項
- タイトル別名
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- ハンレイ ケンキュウ サイコウ サイバンショ ミンジ ハンレイ ケンキュウ ミンシュウ 54カン 3ゴウ 10 1 リコン ニ トモナッテ フヨウテキ ザイサン ブンヨ ト シテ キンセン ノ キュウフ オ スル ムネ ノ ゴウイ ガ ナサレタ バアイ ソノ ゴウイ ワ ミンポウ 768ジョウ 3コウ ノ キテイ ノ シュシ ニ ハンシテ ソノ ガク ガ フソウトウ ニ カダイ ト サレル トクダン ノ ジジョウ ガ アル トキ ワ フソウトウ ニ カダイ ナ ブブン ニ ツイテ ソノ ゲンド ニ オイテ サガイ コウイ ト シテ トリケサレル ベキ デ アル 2 リコン ニ トモナッテ ザイサン ブンヨ ト クベツ シテ イシャリョウ ト シテ キンセン ノ キュウフ オ スル ムネ ノ ゴウイ ガ ナサレタ バアイ ソノ ゴウイ ワ ブンヨ ハイグウシャ ガ フタン スベキ ソンガイ バイショウ サイム ノ ガク オ コエタ ブブン ニ ツイテ サガイ コウイ トリケシ ノ タイショウ ト ナル ヘイセイ 12 3 9 サイコウサイ ダイ1 ショウホウテイ ハンケツ
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抄録
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 雑誌
収録刊行物
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- 法学協会雑誌 = Journal of the Jurisprudence Association / 東京大学大学院法学政治学研究科 編
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法学協会雑誌 = Journal of the Jurisprudence Association / 東京大学大学院法学政治学研究科 編 118 (11), 1786-1805, 2001
[東京] : 法学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1520290884951908864
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- NII論文ID
- 40003460825
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- NII書誌ID
- AN00224435
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- ISSN
- 00226815
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- NDL書誌ID
- 5965937
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- 本文言語コード
- ja
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- NDL 雑誌分類
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- ZA11(政治・法律・行政--法律・法律学)
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- データソース種別
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- NDL
- CiNii Articles