サケ初期生活期における耳石のアロメトリー関係を用いたバックカルキュレーション

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  • Allometric back-calculation of individual growth for chum salmon otolith during early life
  • Allometric back-calculation of individu

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抄録

サケ幼稚魚の個成長推定のため,耳石を用いたバック・カルキュレーションが可能か否かを判定するため,耳石の成長とその輪紋形成を調べた.扁平石はふ化時から観察されるようになった.ふ化時の平均全長と耳石長は,それぞれ19.5 mmと312 mmであった.仔魚期から幼魚期の間は,体長(L, mm)と耳石長(O, mm)の関係はアロメトリー式で表された:O = 0.312 + 0.0359*(L - 19.5)*0.790.蛍光物質を用いた標識実験から,耳石の輪紋形成は1日に1本であることが示された.以上の結果から,

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